PowerMac G5 導入記

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このページでは、鈴木7才の制作活動にPowerMacG5を無事導入できるまでの七転八倒のドキュメントを公開していきます。

最終更新日 2005年5月31日

2005年4月29日 購入!

銀座アップルストアで新しいOSX、「Tiger」の発売イベントがあったので覗きに行きました。スクラッチくじで何でも10%オフ券が当たったので、値下げされた旧機種であるPower Mac G5 Dual 2.5GHz(M9457J/A)を購入。283,311円でTiger付き。高いけど良い買い物をしたような気がします。しかし買うつもりは無かったので徒歩で来ていたため持ち帰れず。一旦家に帰り、車で取りに行きました。

2005年4月30日 メモリ追加。

メモリを増設しようとしてみたところ、標準のメモリはHynix製のようです。ちょうど秋葉原の某店でHynixチップのメモリが1GBで1万くらいで売っていることをネットで調べ、購入しにいきました。2枚購入して取り付けてみたところ難なく動作。HardWareTestもすべてパスしたので機会があればもう少し足そうと思いました。(AtmosphereやKONTAKTなどメモリを大量消費するソフトシンセを多く使うため)

2005年5月1日 更にメモリ追加…RAIDも組んでみた

DOS/V用の安いメモリでも結構ちゃんと動くことが判明したので、昨日と同じ店で更に2GB購入。Windows機につけてたやつと交換したり色々やって結局メモリは5GBに落ち着きました。さすがにコレは積み過ぎか?と思いましたが、あればあっただけ動きは軽くなると信じて無理矢理納得。

更にHDDもRAID0にしてしまおうと思い、本体標準のHDDの型番を調べたらMaxtorの6Y160M0(シリアルATA150、160GB)だった。同型を導入すれば良いのに何を思ったのですが同社の6B200M0(シリアルATA150、200GB)を買ってきて取り付けてみました。標準取付のHDDには既にOSがインストールしてあり、そこから起動すると同じディスクを利用したRAIDは組めない模様。DVDから起動して1台目のHDDの2パーティション目と2台目のHDDの1パーティション目を同じくらいの容量に設定してRAIDを組む。大容量のデータを扱うためにブロックサイズは最大の256に設定。容量的には無駄が多くなるけどまぁそんなに容量使わないからいいか。無事きました。

2005年5月5日 最初の壁にGEKITOZ

GWの帰省から今日帰宅。今までは割とスムーズに進んできたのですが、とうとう第一の壁が。。。外付けのFireWire接続のHDDを上手く認識してくれないのです。認識したりしなかったり。認識してもデータのコピーが途中で止まったり。MatheyブランドのOxford911チップを積んだ結構メジャーなケースを使っていただけに、最初はケーブル断線を疑いましたが、ネットで調べてみたところOxfordチップとの相性のような雰囲気です。実際そのHDDはG4では問題なく動いていますし、G5ではPanther(10.3.7と10.3.9で確認)でもTiger(10.4.0)でもマトモに動かない。特にフロントのコネクタに接続したときは認識すらしない始末。iPod40GBで試してみたところ、OSX上からはフロント・リヤ両コネクタから問題なく認識するものの、起動ディスクとして使おうとすると前のコネクタでは起動できず(カーネルパニックが起きる)。後ろからは遅いもののなんとか立ち上がる。というわけで外付けHDDにコピーしておいたデータを戻すために旧G4を引っ張り出してきてリカバリーしてこいつに接続し、LAN経由で現在コピー中。今日はコレで終わってしまいそうだ…(悲)。いつになったらCUBASEを動かせるんだ〜〜

2005年5月7日 困ったときのアップルストア

先日のFireWire外付けHDDの動作が不安定な件について、アップルの電話サポート(0070-800-22753-1)に17時ぎりぎりに電話して症状を話そうと電話してみました。しかし勢い余って内線番号を間違いく別の部署にかけてしまいました…担当の人が親切にも正しい部署に回してくれるとのこと。しかし、内線で回して貰ってる途中に5時になり、繋がることなくサポート終了。再度かけ直しても自動応答であしらわれる。一人車の中でマジで怒り爆発してました。

こういうときは経験上速攻でアップルストアに持ち込んだ方が早いと思い、高速道路…じゃなくて一般道を飛ばして銀座へGO。ジーニアスバーで症状を話して実際に試してみると、同じ症状が発症。交換か?と思いましたが店内の同型機に接続してみたところ同じように「動かない」。どうやら相性問題のようです。じゃぁiPodをつないでるとマトモに起動しない件は?純正が動かないっておかしくない?と思ったのですが、なんとiPodのほうが寿命寸前で動作不安定になっていたようです。買って1年経ってないのに(悲)。こちらは新品に交換してもらうことになりました。

家に戻ってきて各種ソフト及びドライバーをインストールしてみました。現在のところ、

・CUBASE SX 2.2.0.39 … 問題なく動作オッケーぽい
・Native Instruments KOMPLETE2 … 最新版にアップデートして全アプリ起動までオッケー
・Bosendofer 290 … 動作オッケーぽい
・AutoTune4 … 起動までオッケー
・Waves Musicians Bundle II / Native Power Pack … 大丈夫っぽい
・Spectrasonics Atmosphere … 大丈夫っぽい

そして、一番懸念していたMIDEX8も、Panther用のドライバーで見事動作しました。(まだハード音源走らせてないので安定性には言及できませんが)。オーディオカードもG5未対応のHDSP9652からスペックダウンになりますが最新のHDSP9632に買い換え(オークションで)、超安定動作しております。さすがRME。

こんな感じです。起動してちょこっと音出して判断してるんでバグが潜んでる可能性はありますが、参考までに。ちなみにKOMPLETE2はKOMPLETE CARE 2005に加入しているので最新版が常に送られてきてますが、BatteryもKONTAKTもABSYNTHもすべて両バージョンで確認できました。NIのソフトは優秀だなー。あとは愛用しているreFXのプラグインどもがちゃんと動くか確認すれば万事オッケーぽいです。

ていうかこんなこと書いてるうちにまた夜が明けてしまいました。月曜から仕事だるい…。

2005年5月18日 引き続き。

先日に引き続き今度はreFXのプラグインを入れてみました。…の前に、OSXが早くも10.4.1になっていたので更新。FWまわりのトラブルが直るかな〜と期待していましたが、結局はNG。引き続きHDDケースのメーカー(デンノー)に問い合わせ中です。G5本体とHDDケースとどっちが悪いんだろうか…。

はい、reFXプラグインのG5での動作状況です。とりあえずインストールは全部オッケー(鈴木はreFXのプラグインをコンプリートしてたりします。年末年始のバーゲンの時に買いあさっちゃいました。Vanguard SUGEEEEEEEEEEE!!!!って感じです。)動作確認はまだ2つしかやっていませんが…

・SLAYER 2.5 … OK!! 前のバージョンで起きてた音色選びながらならしてると落ちるバグ(?)も起きなくなってる!
・Vanguard 1.2 … OK!!!

ほかClawやらBeastやらは追って試してみます。ていうかVanguardはG4の時は重くて重くて使う気になれなかったんですが、G5デュアルだと超軽い。CPUメーター5〜10%ぐらいしか振れないッス。Opteronとかだともっとすごいんだろうけど、ここまで軽ければ今のところ文句を言う筋合い無し。む…無理して買って良かった…

2005年5月21日 さらにreFXのプラグインの動作検証をしてみる

今度は他のreFXのプラグインについても動作検証してみました。これが通ればいよいよ問題なく使うことができるというものです。結果は…

PlastiCZ!、QuadraSID、BEAST、CLAW、TRASHER2 …全部オッケー!

いやー助かった。結構使ってるんでコレが動かないと代品探すのきついと思ってたのです(と言いつつQuadraSIDは使い方さっぱり分からないですが…)

あとは外付けハードで検証し忘れていたMIDEX8。とうとうディスコンになってしまいましたが、今のところSteinberg純正のMIDIインターフェースはコレとMIDEX3しかないので、動いてくれないと純正の立場が無い。ていうか他に買わないといけないので試してみました。とりあえず認識はOK、動作も大丈夫っぽいですが、これも後々問題が出てくるかもしれないのでその都度書いてみたいと思います。

あと、旧VSTiのNeonとかJX16とかa1とかも大体大丈夫みたいです。ただし!!ウチだと標準エフェクトのディレイ系がおかしいことになってます。Modulation DelayとかDouble Delayとか。こいつらを挿すと、内部でループしたみたいにキーンと変な音がしたり、かかり具合がおかしくなったりします。コレはプロジェクトファイルが悪いだけかもしれないので、そのうちチェックしてみます。

2005年5月31日 Tiger(G5) + Cubase SX 2.2.0.39の不具合

やっぱりありました。G4で作成していたCUBASE SX2のプロジェクトファイルを読ませようとしたら、読めるヤツと読んでる途中でホストごと落ちてしまうやつがあったので検証してみました。(さらっと書いてますが、実際検証中は「もし動かなかったらどうしよう・・・」とヒヤヒヤものでした)

少なくともウチでは、下記のプラグインが不具合を起こしています。

・Native Instruments ABSYNTH2(Ver.2.0.4)
・付属エフェクトのOverdrive

特にひどいのはABSYNTH2のほうで、これをかましたプロジェクトファイルはことごとく死亡しました。2.0.5にバージョンアップしたら動きましたが、それまでの解決策はプラグインファイル(absynth2.vst)を手動でデスクトップとかに待避させちゃってプロジェクトを読み込んで、問題起こしてるプラグインをプロジェクトから削除して保存してから読み直し、などです。他に不具合といえば

・オーディオミックスダウンでモノラルトラックの書き出しができない(できたファイルが無音ファイルになる)
・ミックスダウンがG5のくせに遅い(不具合っていうか文句)

などがあります。なんか他にも色々とありそうなんで、8月にSX3.1が出ることもあるのでバージョンアップ版注文しちゃいました。これでストレス無く動けばいいんですが。。。

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