2007年10月29日

CUBASE4.1来たー!!

CUBASE4.03のリリースから随分経ちましたが、とうとう大きなアップデートが来ました。 鈴木7才のサウンドを支えるCUBASEの最新バージョン、CUBASE4.1です。 とりあえず今回のアップデートの概要を列挙すると・・・

  1. サンプル・エディタのインスペクター
  2. VST3 プラグインのサイド・チェーン入力
  3. 「サミング・オブジェクト」からの自由なルーティングとレコーディング
  4. 拡張されたメディアベイ機能
  5. トラックのクイックコントロール
  6. 移調トラック
  7. 拡張されたアレンジャー・トラック
    (旧「プレイ・オーダー・トラック」)
  8. プロジェクト・ロジカル・エディタ
  9. SEQUEL プロジェクト・ファイルとコンテンツの互換性
  10. Music XML のインポート&エクスポート
  11. 32 bit版および 64 bit版 Windows Vista への対応
  12. 新しい VST3 プラグイン
    (Distortion、DualFilter、Chorus、Roomworks/Roomworks SE、UV22 HR)
  13. VST プラグイン・ブリッジ
  14. QuickTime 7 対応の強化
  15. 追加されたドラム・データ編集機能
  16. リモート・コントロール機器用機能の拡張
  17. Apple Remote への対応
  18. プロジェクトの非アクティブ・ロード
  19. HALionOne での MIDI ファイル再生
  20. 新しいファイル形式「MIDI ループ」
  21. ボーナス特典:総数 400 を超える、Embracer、Prologue、Spector、Mystic 用の新しいプリセット

本家の新機能紹介PDFから抜き出しただけでもこれだけあります (中にはCUBASE STUDIO4に対応しないモノもあり)。使うか使わないかは置いといて、面白い機能も増えてますねー。

中でも特に嬉しいのは、8番のプロジェクトロジカルエディタと13番のVSTプラグイン・ブリッジ、 そんでもって15番のドラムエディタの機能拡張です。

プロジェクトロジカルエディタは、現在位置周辺をポジションとして指定することができ、 かつキーコマンドに自作プリセットを割り当てられるようになったのでうまくやれば念願の「CUBASEでタイ入力」 が実現するかもしれませんね!!(と言っても、 MusicStudioStandardにあったようなMIDIキーボードに接続したサスティンペダルを押した分だけ音符が伸びていくアレには勝てないですが… )

VSTプラグインブリッジは64bit版VISTAでも32bit版プラグインを読み込めるようになるそうで、 コレがあれば64bitOSでメモリを8GB挿しつつ32bitのソフトサンプラーを動かすことができそうな気がします。でもアレか、 32bit版アプリでは所詮4GB以上のメモリの管理がうまくいかないだろうし、 ネイティブで8GB挿しても余裕で動作するOSX版にはやっぱりかなわなそうな予感。

ドラムエディタの機能拡張はマジで嬉しい。異なるノート(例えばスネアとバスドラ) のベロシティを同時にエディットできるようになった模様。逆に今までどうしてできなかったの?って感じですが。

そして更に。ここに書いてないですが、CUBASE4にバージョンアップしたときにストレスたまりまくりな仕様変更があったのですが、 それが解決してます。それは、 VST2.X規格のプラグインがoldpluginとか何とかいうフォルダに勝手にまとめられちゃうというもの。それが無くなり、 今度は逆にVST3規格のプラグインの名前の頭に「///」というアイコンが表示されるようになりました。 プラグインとプラグインの行間も少し広くなって見やすくなり、これはマジで嬉しすぎる。

素晴らしいぞCUBASE4.1!!ウチではRoomworks等のプラグインが消えちゃうバグも出てないし(笑) 現在進行中のプロジェクトが無い方は、アップデートしてみることをオススメします(^^)

…ところで誰か、無知な私めにサイドチェインの使い方教えて下さい。これってどういうときに役に立つ機能なの?(汗)

コメント(2)

cubase/nuendo タイ入力用のマクロ出来ました.

No.17のmさんのコメントへの返信

>>mさん

4年越しのレスになってしまいすみません(爆死
拝見しました。これ、すごいですね!MSS並みのタイ入力ですね。
ステップで重宝しそうです。ありがとうございます!

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