iPod Classicを活用しまくり
今日は(今日も?)マニアックなお話ですので、興味のない方はスルーの方向で…
先日買ったiPod Classic(160GB)を活用しまくってます。音楽再生はもちろんですが、 暇つぶしにもってこいなのがビデオ機能です。パソコンに貯まっている動画ファイルをエンコードし直してiPodに入れておくと、 ちょっと時間が余ったときに手軽に再生することができ、電車に乗っている時や歩いて家まで帰っている時など (おい)に録り貯めておいたビデオをさばくことができるわけです。
で、折角だから良い画質で見たいと思って色々と動画のエンコーダー(限フリーソフト)を試してみたのですが、 最終的に候補に残ったのは「Videora iPod Converter」と「携帯動画変換君」の2種類。
前者の「Videora~」はiPodがソフト名に入っているだけあってiPodの動画変換に特化されており、 かなり楽に動画変換をすることができます。しかもデフォルトでマルチスレッドに対応しているので、 4コアCPUに買い換えた鈴木PCでは爆速で変換できます。しかし、英語版な上、動作中に広告が出まくりでうざったいことこの上無しです。
「携帯動画変換君」は、その筋ではかなり有名なソフトですが、初回の設定に一手間あり、 ほんの少しパソコンに慣れている人じゃないと混乱するかもしれません。マルチスレッドに関しても、設定ファイルに-thread 4のオプションをつけても、ffmpegが2スレッドまでしか対応していないのか、2コア以上同時に使ってくれないみたいだし… (使い方が悪い?)
というわけで、最終的には画質で判断してみました。その結果…
「携帯動画変換君」の圧勝でした…!!
Videora iPod Converterのほうは、 動きが激しい場所や画面が切り替わった瞬間にMPEGのモスキートノイズが出まくりですが、携帯動画変換君の方はそれもあまり出ません。 しかもVideoraは784kbps、 携帯動画変換君は600kbpsでのエンコードなのでビットレートも(結果容量も)携帯動画変換君のほうが低く済みました。 Quicktime(今だとiTunesを入れると勝手に入る)がインストールされていれば動くし、 何より日本語メニューでわかりやすい(設定めんどいけど)ので、オススメでございます。
て言うか、ぱっと見は単純にコーデックであるMPEG4とH.264(MPEG4-AVC)の差のように感じられるんですが…本人は、 同じH.264でエンコードしているつもりです。普通に導入して設定をあまりいじらずにエンコードするとこんな感じ、 ということで参考にしてもらえればと思います。一応VideoraのほうでもH.264の設定でエンコードしてるんだけどな… こんなに画質の差が出るとは不思議だ。2-Passにすると改善するかもしれないけど、面倒なので検証しませーん。
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