CUBASE 5.5が予想以上に快適(VSTi編)
先日とうとうCUBASE5の最新アップデータ、CUBASE5.5がリリースされました。
今まで32bit版のCUBASEを64bit OS上で動かしていた鈴木ですが、KONTAKT 4やらEASTWESTのソフトシンセやらを同時に使うようになってメモリを逼迫する状況がじわじわと増えてきています。
で、先日とうとうLPCのSuper Performance Setを読み込んでいた時にメモリ不足のエラーが出てしまいました。鈴木PCには8GBのメモリを積んでいるのですが、CUBASEが32bitなので、アプリケーションが4GB以上のデータをメモリ上で扱えないのです。
そこで、CUBASE 5.5 64bit版で、どれだけ32bitプラグインとの互換性が向上しているかを確認してみました。
まずは鈴木がよく使うVSTi(VST Instruments)編です。2010年7月時点で最新アップデータを当ててある状態でのテストです。もともとx64にネイティブ対応しているKONTAKT4などは除いてあります。
- Creative Technology Proteus VX…×
- Synth1…○
- EDIROL Hyper Canvas…○
- IK Multimedia SampleTank2XL…○
- IK Multimedia Miroslav Philharmonik…○
- IK Multimedia Sample Moog…○
- IK Multimedia Sample Tron…○
- IK Multimedia SonikSynth2…○
- Native Instruments B4…○
- Native Instruments ABSYNTH 2/3/4/5…○
- Native Instruments BATTERY 3…○
- Native Instruments KOMPAKT…○
- Native Instruments INTAKT…△(起動時にメモリエラー)
- Native Instruments KONTAKT 3.5…○
- Native Instruments Elektrik Piano 1.5…○
- Native Instruments Akoustik Piano…○
- Native Instruments FM7/8…○
- Native Instruments KORE PLAYER 2…×(UI出ず)
- Native Instruments Reaktor 5…△(音は出た)
- Novation Bass Station…○
- Superwave P8…○
- reFX Beast…○(でもMIDIキーボードを弾きながらロードしたらフリーズした)
- reFX Claw…○
- reFX PlastiCZ!…○
- reFX SLAYER 2.5…○
- reFX Vanguard 2…○
- SpectraSonics Atmosphere…○
- SpectraSonics Trilogy…△(UI出ないが、Automapでラップすると普通に使えるから不思議)
- yellow Tools Independence Free
- EASTWEST Bosendorfer 290 PMI …○
- EASTWEST PLAY EDITION(32bit) …×(x64バージョンのみ動作)
- KORG M1 Le…○
- Applied Acoustics Systems Ultra Analog(32bit)…×(x64バージョンのみ動作)
- Steinberg HyperSonic…○
- その他旧CUBASE付属のオマケプラグインたち…だいたい○
こうして見るとだいたい動くので驚きです。はっきり入ってVSTiに関してはもう64bit環境に移行しちゃってもいいんじゃないかな~と思ってます。
面白かったのが、そのままだと使えないのに、Automap化すると使えるようになるという珍現象が見られました。上の表で検証した中には、CUBASEの設定でAutomap化したプラグインしか表示させてないものもあり、面倒くさいのでそーゆーのはラップしたやつしかテストしていません。そのため、ひょっとしたら生プラグインのままだと動かないのもあるかもしません…参考程度に考えて下さい。
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Posted by Anonymous at 2011年2月16日 13:45 | 返信