2013年1月18日

Beats solo HDという高価なヘッドフォン。

Appleの福袋(Lucky Bag 2013)の中に入っていたヘッドフォン、MONSTER CABLE beats solo HDについてです。

写真

beats by dr.dreというブランド?のこのヘッドフォン、アップルの福袋には赤+黒という洒落乙な限定色モデルが入っていたのですが、このヘッドフォンをiPhone5につないで初めて聴いた時の感想は、「音わっる!!!」でした。

低音ばかり強調され、バランスも何もあったものではなく、iPhone標準付属の白イヤホンのほうが数段高音質だと思っていました。せっかくリモコンマイク付きの割とかっこいいヘッドフォンが手に入ったと思ったのに、これでは使えない。すぐにヤフオクに流そうかと迷ったものです。

で、今日は実際に白イヤホンを使い続けるか、それともせっかく当たったこのヘッドフォンに乗り替えるか、自宅で色々と聞き比べをしていました。で、その流れの中でびっくりしたのが、ヘッドフォンアンプに接続したときの音質。オーテクのAT-HA20というコストパフォーマンス重視のヘッドフォンアンプを通して聴いたところ、beats solo HDの音質が格段に上がったんですよ!!(Apple純正白イヤホンもだいぶ良くなったのですが、立場がなくなるので割愛…)

よく言われているのは、iPhone5は4に比べて音質がクリアに、ドンシャリ傾向になったということですが、それがこのbeats solo HDには合わないチューニングだったようなのです。実際、ヘッドフォンアンプを通した時のbeats solo HDの音は、低音がぐっと締まって低・中・高音の分離と定位がかなりハッキリしたものになりました。今まで悪口ばっかり言ってごめんよ…

でも、実際問題ヘッドフォンを使う環境はiPhone5のイヤホンジャックに直挿しなわけで、このままではやっぱりヘッドフォンの良さが引き出せません。

そこでとった解決方法が、iPhoneのオーディオアプリを経由して再生しようというもの。UBiOという450円のアプリをポチってみたところ…

どうやってんだこれwww

めちゃくちゃ音が良くなりました。2次元のパッド状のもので音質を決めるのですが、高音や低音の強調具合が自然な形で調節でき、なおかつニュートラルの状態でも音の輪郭がハッキリとして音質が良くなったように感じます。別にモニタリング目的で調整するわけではなく、気持ちいい音で聴くことがiPhoneの使用目的なので、原音に忠実かどうかはとりあえず置いておくことにしましょう。とにかく15年前のD-LOOPのシングルたちがハイファイな感じで聴けるだけで感動なんですって!!!

そんなわけで、iPhone5での音楽鑑賞環境はUBiO + beats solo HDに落ち着きました。これで通勤ライフが若干彩りのあるものになりそうです。

さらに調べてみると、このbeats solo HDはエージングが進むと低音が落ち着いてほかの音が聞こえるようになってくるとのこと。耳エージングなような気もしないでもないのですが、とりあえず今日から寝ている時間は中音量でドライブさせておこうと思います。

ちなみに楽曲制作時のモニタリングにはn12にultrasone PRO900をぶっさして聴くので割とニュートラルな音が聞けている…はず。

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