2016年12月18日

iPhone7plusのカメラガラスが壊れたので自力で修理してみた

自転車で急いで走っているときに、iPhone7plusを落下させてしまいました。本体の液晶面は綺麗だったのですが、カメラを覆っているガラスカバー(後付けじゃなくて本体に最初からついているガラス)が粉々に...。広角側の写真がほとんど映らなくなってしまいました。

今回のiPhoneは、ジェットブラックの質感を楽しみたい、という気持ちと、「iPhoneにゴテゴテとケースやらフィルムやら貼っているのは日本人くらいだぜ!」という謎の舶来コンプレックスから、ケースに入れず裸で使い続けてきました。(でもヒヨって最初はガラスフィルムだけは貼っていた。それも1か月で粉々になった。)2か月前に届いたばかりで、保険代込で14万くらいしたんですけどこれ...

鈴木は初の裸もちをしようと思っていたので、AppleCare+に加入していたため、修理代は全損でも11,800円で済むのですが、さすがに2か月で1万以上払うのはアホすぎんだろ、ってことで、自分で修理をすることにしました。

まずは、半端に壊れて写らなくなってしまったカメラのカバーガラスを、徹底的に破壊します。精密ドライバーとハンマーを使って、丁寧に、ノミで削るように・・・。このときの写真を撮り忘れてしまったのが残念。

で、10分くらいかけてガラスを割り終わった後、とりあえずセロテープでカバーして1~2日使っていました。

iphone7plus-camera-repair1
Apple製品とセロテープの組み合わせはシュールそのもの

これはこれで、ぼやけたエフェクトがかかった写真が撮れて面白かったのですが。

さて、その間に注文した商品がHighend berryというところのガラス保護カバー。3枚セットで980円でした。カメラのガラス面だけを覆うカバーです。あんまり需要がないようでバリエーションが少なく、そんなに迷いませんでしたが、これを選んだ理由は、

  • 評価があんまり悪くない
  • ガラス面がレンズより1㎜くらい小さいらしい

の2点です。今回、本体のガラスを砕いてそこにはめ込む形で使いたかったので、ガラス全面を覆うタイプはぴったりはまらない恐れがある。そこで、これにしました。

届いた品はこちら。注文から1日で来て、あんまり待たされずに済みました。

iphone7plus-camera-repair2
パッケージ。Ankerみたいな清潔感あるデザイン。

iphone7plus-camera-repair3
中身

中に入っている品はこんな感じ。小さい面に貼るだけなのに、ちゃんとアルコールで拭くやつや、メガネ拭きみたいのも入っていました。980円で3枚入り、ってのも良いと思います。品質が良かったら、修理後のiPhone7plusにも貼り付けようと思っていたので。

ガラスカバー本体の品質は、かろうじてガラスかな?と思える程度。薄いから、ガラス感があまり感じられません。でも、表面はとてもなめらかで、貼り付けていない部分のシリコンシールも均一で、これならいけるな、と思いました。

で、さっそくレンズを保護?していたセロテープをはがし、エアダスターでホコリを取り除き、ガラス製の保護カバーをはめ込みました。

iphone7plus-camera-repair4

すげえ!!!ぴったり!!!!写真はiPhoneが死んでいるので部屋にあったらバックアップのiPad2で撮っているため、かなり粗いので伝わりづらいと思いますが、ほんとにぴったりはまりました。ただ、シリコンはガラスに対して貼り付けるためのものなので、本体の粗い表面にはうまく吸着せず、何かの拍子に剥がれるかも、という不安はありますが。。

で、この修理?をした後に撮ってみた写真がこれ。

iphone7plus-camera-repair5
おお、ちゃんと撮れてる!

iphone7plus-camera-repair6
被写界深度エフェクトの写真もバッチリ!
=望遠側のレンズも大丈夫

シリコンのノリが、ガラスに密着させない状態だと悪さをするのでは、と不安でしたが、この程度の影響(目で見てわからない)なら、十分実用範囲内と判断しました。300円ちょっとでこれだけ直れば十分!

とりあえずうまくいったので、カメラが完全に死ぬまではこれで使い続けたいと思います。