鈴木7才のCDができるまで…CD-R盤面印刷編

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2.デザインする

「EPSON CD Direct Print2」を使って実際にデザインする流れです。

EPSON CD Direct Print2 アイコン  まずはソフトを起動しましょう。デスクトップ上のこのアイコンをダブルクリックです。

選択画面 こんな感じで聞いてくるので、「新規作成」を選びます。

内径・外形の設定

カラのファイルを開いたら、まず最初に「内径・外径の設定」をします。CD-Rの印刷可能部分を設定し、印刷時にはみ出したりしないようにするわけです。

CD-Rの印刷可能部分は自分で定規を使って測っておきましょう(本当)


内径は最小に、外径は最大に

特に意識しない場合はプリセットの「8cm CD-R」「12cm CD-R」でいいのですが、今回は黒塗りのデザインなので、ギリギリまで印刷したいです。そういうときは「任意」を選択し、内径外径を設定します。

この際に、内径を40mm以下に設定できないという致命的な仕様になっています。CD-Rの中央の印刷不能部分が40mm以下のCDはかなり多いので、改善して欲しいところです。(実際にEPSONにメールしたら「善処する」とのお返事を頂きました(笑))


オンラインマニュアルより抜粋した印刷可能領域

(参考資料)

PM-950Cオンラインマニュアルより、印刷可能領域についての記述です。


画像を読み込む

さて、では用意して置いた画像を読み込んでみましょう。

「挿入」メニューの「イラスト」を選択し、読み込みたい画像ファイルを選択します。


まずは画像を半透明にして位置調整

大きな画像を読み込むと、画像の位置の微調整がしづらくなるので、いったん半透明の設定にすると配置しやすいです。

画像を右クリックし、「プロパティ」を選びます。


淡くするにチェック! 「透明」タブの「淡くする」にチェックを入れると…

画像データが「透けた」図

画像がこんな風に透けて、配置しやすくなります。

ちなみに内側の円と外側の円の間の部分が実際にCDに印刷される部分です。「内径・外径」の数値を操作すると、この円の大きさも変化します。

画像の配置が終わったら、「淡くする」のチェックを忘れずにはずしてください。そうしないと本当に淡い色で印刷されてしまいます。

 画像を読み込むほかにも、テキストを挿入したり図形を描画したり結構高機能なソフトです。機能を駆使して満足いくデザインが完成したら、いよいよ印刷です。プリンターをセッティングしましょう。

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