VAIOノート(PCG-Z1R/P)導入記

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第3章・あの…うまく…入らないんです…

タイトルは以前僕にパソコン相談で電話してきたカッコいいKさんが電話越しに言った言葉です。どうやらOffice2000のインストールが上手にできなかったらしいです。

それは置いといて、数日かけてようやくWindows2000をインストールできたので、早速CUBASE SXをインストールして896をつなげて使用してみよう…と思ったのですが、896は元々デジタルパフォーマを作ってる会社のオーディオインターフェース。もちろnFireWireのコネクタも6ピンの大型のものです。一方VAIOはiLinkを提唱しているだけあって、これでもか!とばかりに4pinの小さ〜い端子が付いています。

896様
真ん中が先月いらっしゃったMark Of The Unicorn社の896様

ここで選択肢は2つ。

1. PCカードスロットに装着するFireWire(IEEE1394)カードを取り付ける
2. 6pin-4pin変換コネクタをつける

安定性の面から言うと噂によると1のほうが良いらしいです。変換コネクタだとすぐに小さい4pinの端子を折ってしまうかもしれません。というわけで電気店に買いに出かけると…意外と高い。安定性を求めるとTexasInstruments社かLucent(Sonnet社製 Tango等)社のチップじゃないといけないし(MOTUでも推奨)、5,000円弱くらいしてしまう…方針変更して変換コネクタを探すことにしました。で、変換コネクタ単体は見つけられなかったのですがケーブルとセットになっているものを発見。1480円。まぁいいか、と購入して家に帰って接続。しかし。

動かない

認識すらしない。デスクトップのほうでは動作確認がとれていたので896の故障ってわけでもないらしい。じゃ、変換コネクタか…しかし変換コネクタにクロスとかストレートとかそういう概念があることすら知らないのでネットで情報を探してみると、あるページにたどり着きました。iPodの紹介ページだったのですが、「関係ないじゃん」とか思いつつ見ていくと、どうやらiPodの付属品に4pin-6pin変換コネクタが付いているらしい。

…俺、iPod持ってるじゃん…

またしても記憶力が減退していることを再認識し、そのへんの壁等に頭を打ち付けたくなる衝動を抑えつつ(あぶない)iPodの箱からコネクタを取り出し、接続。あっさり認識。犯人は

犯人


おまえか!!!

1480円(税込1554円)損したことは水に流して、動作確認してみました。動く動く。快適もいいとこです。後で内蔵のコントローラーチップを調べてみたらOHCI社製。推奨チップじゃないな。大丈夫かな、と思いMOTUのサイトを調べてみると…

「現在Sony社 Vaioシリーズの一部で使用されている、Sony製FireWireコントローラチップでは、一部のFireWireデヴァイスが正常に動作しないという情報がございます。
828も同様にオーディオのクロック同期に問題が発生する場合があり、ノイズの発生、音切れを起こす可能性がございます。 この問題は現在調査中ですが、原因判明まで非推奨とさせていただきます。VaioシリーズでもTexasInstruments社製のチップを使用したモデルではご使用頂けます。」

…微妙だ…動いているからヨシとしましょう。ちなみにiPodのコネクタをそのまま挿すとぐらぐらして簡単にコキャッと折れそうなので、スポンジ入りのテープで土台を作って2点で半固定状態になるようにしてみました。

わかりづらい写真
…わかりづらいですね。すみません。コネクタの下にテープを重ね貼りしてぐらぐらしないようにしています。

Windowsユーザーの方でFireWireオーディオインターフェースの導入を考えている方、4pinに接続するときは要注意です。ちなみに市販の6pin-4pin変換ケーブルだとだいたいうまくいくらしいです。

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